就職戦線異常ありあり!! | 落とし穴

就職戦線異常ありあり!!

GORONE

 

昨日、某大手紙会社の説明会に行ってきました。

 

この悲劇は、パソコンでエントリーをした時から始まっていました。

 

この会社は募集をしている職種が5つあり

 

学生はその中から一つを選んでエントリーするという形式をとっていました。

 

私は、一番オーソドックスな『事務系』にエントリーしたかったのですが、

 

すでに満席になっていました。

 

困ったなぁ、とパソコンの画面を見ていると、

 

まだ『林材系』という職種に空きがあるようです。

 

『林材系』・・・もう響きだけで泥臭くて、いかにも人気がなさそうです。

 

山で、働くのだろうか?

 

黄色のヘルメットを被り、作業着を着て木を切っている自分を想像しました。

 

・・・・・・いいじゃないか。

 

きっと、広く文系などからも募集を募っているに違いない。

 

と、勝手に思い込み早速、エントリーをして説明会に行きました。

 

会場は屈強な男達ばかりで埋め尽くされているのかと思いきや

 

意外や意外、結構女子もいます。

 

嫌な予感がします。

 

説明会が始まりました。

 

開口一番、「みなさん、森林科学科で勉強されていると思いますが・・・・」

 

・・・・え゛っ!

 

「ちょっと、森林科学科で勉強されている方は手を挙げていただけますか?」

 

いや、そんなマニアックな学科の人間なんて一握りのハズ・・・・・。

 

とりあえず、見える範囲の人達はみんな手を挙げていました。

 

手を挙げていないのは、私と開始早々隣で爆睡している男の二人のみ

 

社員の方は挙手で埋め尽くされた会場中央に空いたエアーポケット(私達)を

 

一瞥すると、「あ、やはり、ほとんどそのようですね。じゃあ、話はしやすい・・・」

 

とても、帰りたい。

 

戦意を喪失したまま、質疑応答の時間になりました。

 

もういい、早く終わりにしてくれ、そう思っていると・・・・・

 

私の後ろから質問が、

 

「私は、森林科学科ではないのですが、枠はあるのでしょうか?」

 

同士よ!!君も間違えて来たのか!?しかも、ナイス質問。

 

「ええ、大丈夫ですよ。ただ・・・・ここ数年、森林科学科以外からは採用して

 

いないので・・・ハードルは、かなり高いです。」

 

外に出ると、雨が降っていたので駅まで走りました。

 

結びに:人事部長代理が、森本レオに似ていました。