ヨガ~ 〔前編〕 | 落とし穴

ヨガ~ 〔前編〕

UMMA


先日、初めてヨガを体験しました。


そうヨガです。


インドの体操みたいなヤツです。


事の発端は、従兄弟の誘いでした。


従兄弟 「大地、明日の晩ヨガをしに行かない?」


私 「ヨガだって?もちろん行くよ。」


従兄弟 「あら、あなたヨガを知っているの?」


私 「もちろんさ、日本では10年以上前に、カプコンがヨガを広めたんだ。」


従兄弟 「?」


とりあえず、私のヨガに対する印象は


1、人間離れしている


2、ノロイ


3、使えない


の、3つでした。


もちろん、手が伸びるとか火を吐くというのは


ヨガの間違った解釈であることを私は知っています。


・・・・・大人になるって、夢を見なくなることなんですね。


さて、現地に着くと受付のオネーさんからボトルに


入った水を渡されました。


大げさなっ、水を必要とするほどキツイのか、ヨガは?


私は、鼻で笑いながら水を受け取りロッカールームへ向かいます。


ロッカールームにはご丁寧にシャワーが完備されていました。


またまたぁ、、ヨガ程度でシャワー使わないでしょ?


私は、片腹を押えながら、レッスンルームへ向かいます。


観音開きの木製の扉をあけて、一歩中へ入ると、


異様な熱気です。


ぐっ、この暑さ・・・・・


ま、まさか、ここで、ヨガファイヤーの練習を・・・・


いやいやいや、そんなバカな・・・


と一人で首を振りながら、従兄弟の隣に腰を下ろしました。


注意深く周りを見渡すと備え付けのヒーターが2台あります。

暑さの原因はこれだったのかっ。


なるほど、気分だけでもインドの暑さを味わおうという


魂胆なのだな。


結構、安易なのね。ヨガって。


この日の、生徒は私を含め10人前後。


ちなみに男性は、私の他に40代中盤のオジサン一人。


後は、ヨーロピアンが2、3人いて、


上海まで来てヨガをするとは、ヨーロピアンは物好きだなと思いました。


さて、場面を室内に戻すと


みんな、ヨガマットの上で思い思いにストレッチなどをしています。


私もそれに習って、股関節などのストレッチをしていると・・・


突然、扉が開き、


『ナマステ~』と、嘘っぽい発音でタンクトップ姿の


ヨーロピアンの女性が入ってきました。


その女性、右腕と背中に色鮮やかな蝶と悪魔の刺青、


髪にはオレンジ色のメッシュが入り


ヘソに真珠のピアスが揺れています。


なんだ!?、このファンキーなネーちゃんは、


ひょっとして、この人が、先生なのかっ?!・・・・


いいのかっ、ヨガッ、こんな軽そうな人が先生で・・・


少なくとも、私の知っているヨガマスター、ダル○ムは


もっと、こう、なんて言うか・・・


見るからに、ヨガッぽいぞっ。


すると、


どこからともなく、ドンドコ♪ドンドコ♪と、リズミカルな音楽が流れてきました。


なんだっ!?一体何が始まるんだっっ!?


結びに: 次回、想像を絶するヨガの世界